コーヒー豆はどのくらい日持ちするのか?

 

今回は賞味期限のお話です。

 

"消費"期限ではないのでお間違えなく。

 

賞味期限と消費期限の違いがわからない方は下の内容を熟読しておくよーに (・∀・)b

 

 

消費期限と賞味期限の違いは?

 

消費期限[劣化が早い食品(大体5日以内に悪くなるもの)]

定められた方法により保存した場合において、腐敗、変敗その他品質の劣化に伴い安全性を欠くこととなるおそれがないと認められる期限を示す年月日をいいます。

 

賞味期限[劣化が比較的遅い食品]

 

定められた方法により保存した場合において、期待される品質が保持に十分可能であると認められる期限を示す年月日をいいます。

 

消費期限は安全に食べられる期限、
賞味期限はおいしく食べられる期限

 

ふたや包装を開けてしまったら?

「消費期限」と「賞味期限」ともに、容器・包装を開封する前の期限です。このため一度開封した食品は、表示された期限にかかわらず、早めに食べましょう。

出典:公益財団法人 栃木県保健衛生事業団

 

 

 

、、、というわけで、賞味期限と消費期限の違いは理解しましたね(恒例の説明丸投げ)。

 

ではコーヒー豆の賞味期限について考えていきましょう。

 

 

 

 

 

コーヒー豆の食品表示

コーヒー豆というのは焙煎の段階でほとんど水分が残っていないので品質の劣化が非常に遅い食品です。

 

なので食品表示には賞味期限が適用されます。

 

 

 

では ”コーヒー豆に期待される品質保持が十分可能と認められる期限” というのはいつまでなのか?

 

簡単に答えを言ってしまうと特に決まりはありません。

 

 

 

 

 

つまり売り手のこだわり次第なんですよ( ´Д`)y━・~~

 

 

 

 

なので、賞味期限が2週間というお店もあれば、12ヶ月というお店もあります。

 

賞味期限が長いからといって保存料を使ったり特殊な加工がされているわけではありません

 

緩やかに風味が落ちてくるものなので、売る側がどこらへんで線を引くかってだけです。

 

 

 

こだわりの強いお店はわずかな風味の劣化も許さないので、賞味期限は短めに設定していることでしょう。

 

一方、スーパーとかに卸して陳列販売するなら在庫期間を考えて長めに設定していることが多いと思います。

 

 

 

あと売る側の都合ですが、まとめて大量に売りたい場合なんかも長い賞味期限が設定されていたりします。

 

某通販サイトでは高級豆500g×3銘柄(正味1.5kg!)のギフトセットとかフツーに売られてたりします。

 

 

1.5kgなんて、個人で消費することを想定するとかなり長く日持ちしてくれないと飲みきれないですよね(;´д`)

 

で、賞味期限を見るとなんと12ヶ月、、、

 

もちろん中身はフツーに焙煎したコーヒー豆なので、お店によっては2週間しか持たないとされる豆となんら変わりません。

 

ホント賞味期限なんてアテにならないですよねー ┐(´-`)┌ヤレヤレ

 

 

 

コーヒー豆の劣化とは

さて、賞味期限はおいしく食べられる期限(コーヒーの場合はおいしく飲める期限)ということですが、そもそもコーヒー豆が劣化する原因っていったい何なのか?

 

 

油分の劣化

コーヒー豆というのは油を多く含む食品です。

 

だいたい10%ちょい油分を含んでます。

 


深煎りのコーヒー豆をなんか見るとわかりやすいですが、豆の表面がツヤツヤしてますよね。

 

コーヒーオイルを纏ったフレンチローストのマンデリン

 

このツヤ感は滲み出したコーヒーオイルを纏ったものです(画像は当店のインドネシア・マンデリンG-1)。

 

 

 

浅煎りであっても油分を内包しているだけなので、時間がたてば表面に油が浮いてくることがあります。

 

その油分が酸素に触れて酸敗することで不快なニオイを発したり、すっぱくなったりします。

 

いわゆる酸敗ってやつですね。

 

 

 

注)ちなみに「油浮きがある=古い豆」だと思っている方がたまにいますが、鮮度の良い生豆だとハイローストくらいの浅めの焙煎度でも即日コーヒー豆の表面に油が滲むことがあります。

 

油が浮いているからといって一概に古い豆とは言い切れませんのでご注意ください。

 

 

 

 

 

 

香味成分の揮発

劣化と言っていいのか分かりませんが、炭酸ガスが豆から抜けきってしまうのも風味損失の一因だと思います。

 

コーヒー豆は焙煎直後は勢いよく炭酸ガスを発生させます。

 

2〜3日もすればだいぶ落ち着きますが、その後もゆっくりと炭酸ガスを出し続けます。

 

この炭酸ガスを出す際に一緒にコーヒーの香味成分も揮発していきます。

 

 

袋が密閉されていれば香味成分も炭酸ガスも袋の中に留まっていますが、開封と同時に霧散します。

 

例えば、ドリップバッグを開けた瞬間とかものすごくいい匂いがしますけど、肝心のコーヒー抽出液には香りが全然ない、、、って感じたことありません?

 

 

ちなみに炭酸ガスが出切ってしまったコーヒー粉はまったく膨らみません

 

 

これもコーヒー豆の鮮度を見るバロメーターのひとつですが、極浅煎りのコーヒー豆なんかも炭酸ガスの発生が少ないので一概に古いとは言えないんですよね、、、

 

しかも膨らまないコーヒーって(極浅煎りのコーヒー豆もそうですが)上手く抽出するのがそもそも難しいんですよね。

 

 

 

 

 

コーヒー豆の劣化を防ぐには

とにかく保管方法には気をつけましょう。

 

コーヒー豆は保管方法が悪いと、最悪ものの数時間で劣化するとも言われています。

 

 

1. 空気に触れさせない

 

密閉容器に入れるなどして極力酸化を防ぎましょう。

 

当店ではコーヒー袋に封かんワイヤーをつけているので、袋の空気を抜きながら口をクルクルと折り込んでいってワイヤーで止めれば密封できます

 

酸化防止に封かんワイヤーを使う

 

コレ、地味にラクなんですよね(=´∀`)

 

巻く回数を増やすとかなりしっかりと封できます。

 

 

 

2. 豆で買って飲む直前に挽く

 

以前の投稿でも書きましたが、粉になると表面積が増えて炭酸ガスが一気に放出されます。

 

一緒にコーヒーの良い香りが抜けてしまいますので、できるだけ豆で買って淹れる直前に粉に挽くようにしましょう。

 

 

 

3. 気温と湿度の低い暗所に保管する

 

コーヒー豆には「水分・光・酸素」の3つは大敵です。

 

高い気温や紫外線などは酸敗のスピードを速め、炭酸ガスの発生を促します。

 

高い湿度はカビや腐敗につながりますので品質自体が劣化します。

 

なので、密封して冷凍庫か冷蔵庫での保存がベストです。

 

粉の状態で保管する場合は、有無を言わさず冷凍で保存するようにしてください。

 

 

ただし、臭い移りを防ぐために上記の封かんをした上でジップロックなんかに入れて冷凍することをオススメします。

 

もしくはコーヒー袋裏側のバルブ(逆止弁)をセロテープで塞ぐなどしてください。

 

 

 

 

 

結局どのくらい日持ちすると考えるべきか

 

結局、ここで迷うんですよねぇ(~_~;)

 

焙煎が浅めのコーヒー豆はそれこそ3ヶ月以上は持ちますが、深煎りのコーヒー豆を粉の状態で保存した場合なんかだと1ヶ月程度で劣化する気がします。

 

まぁ、あくまで "賞味期限" なので飲んでみて判断してもらえればいい気もしますが、ウチの奥さんみたいに賞味期限を過ぎたら容赦なく捨てちゃう人もいるんですよね。

 

 

 

あ、ちなみに私は "賞味期限" なら完全無視です(´-ω-`)

 

半年過ぎてても大概の食品は気にせず口にして判断します。

 

消費期限でさえ3日くらいならギリギリセーフだと思ってます(アウトです)。

 

 

 

 

参考までに当店では(2019年1月現在)すべての商品を賞味期限1ヶ月としていますが、色々検証してみてモノによって賞味期限を変える必要もありそうですよね。

 

 

でもまぁ、総じて言うと1ヶ月くらいで飲みきってもらって、また次を注文してもらうというのが常に美味しいコーヒーを飲み続けることができる良いサイクルなんだと思います。

 

 

 

 

( *`ω´)「ちょこちょこ注文してると送料がバカにならんのだよ!」

 

 

、、、って人は、ゆうパックじゃなくてクリックポストだと全国一律185円(ただし郵便受けに投函による配達)なのでお試しくださいませ。

 

 

というわけで、他店でコーヒー豆を買うときは賞味期限の設定なんかも気にしてみてくださいね。

ではでは。

 

 

(1/17追記)

 

サイドバーに賞味期限についてのアンケートを設置してみました。

 

スマホで閲覧いただいている場合はこの記事のさらに下の方にありますので、よかったら投票してみてくださいね!


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